終電逃したらタクシー帰宅せずネットカフェ泊する

私は終電を気にしながら飲むのも、終電に間に合うようにみんなで夜の街をダッシュするのも、ぎゅうぎゅうづめの終電に押し込むように乗り込むのも、ほかほかしてアルコールの息のにおいの充満する車内も、好きじゃない。最寄り駅から家まで、後ろからの足音とか、妙にゆっくり走る車に怖い思いしながら帰るのも好きじゃない(覆面被った2人が乗った車に追われたことある)。

かといって、深夜料金のタクシーで帰るほどリッチでもない。「これで帰りなさい」とタクシー券とかお金出してくれる人がいればタクるけど、そんなことは滅多にない。

(そしてこれは「終電なくなっちゃった。。♡」みたいな色気のあるシーンでの話ではない)

私は逃したら、駅からできるだけ安全に行けてかつ安いところに泊まって(家までのタクシー代と電車賃との差額より安くないと、泊まる意味がない)、始発で帰るようにしている。朝家に帰ってお風呂も入って、ふつうに会社もいく。

だいたい私は都心近くに住むのが好きだから他の人より遅くまで大丈夫なんだけど、自分が遠方にいって飲んでるときは逃すことあるんだよね。仕事おわってから横浜によく遊びに行ってたから。(美術好きでそういう人は多いと思う)

2年間、千葉に住んでたときも。みんなに合わせて同じタイミングで電車には乗るけど千葉まで帰らず渋谷で泊まるとかもよくしてた。

ていう思い出話

沖縄に転居してきてそんなプライベートで話し足りないくらい飲んで話すような友達もおらず、年齢的にも自分の犯罪被害に遭いたくないという気持ちの高まり的にも、もう今後そんな機会もなさそうで、過去になって忘れてゆくのかなと切なくなったので、思い出話として一度書いてみた。

自分だけでなく付き合う友人の年齢も上がってくるので、みんな無理のない日常を守るしね。

でも今そんなふうに日常が落ち着いてるからこそ、毎日違う、いろんな日々を送れてた若い頃を、懐かしく思う。若い頃から理性的なんかじゃなくてよかったと思う。

好きなネットカフェ

いちばんたくさん通ったのが、福岡在住時の最寄り駅近くのポパイ。

上にチラッと書いた(覆面被った人が2人乗った車に追われたことある)っていうのは私の学生時代@北九州での話。それ以降夜の街を歩くとき(自転車も含む)は他に人がいるか、いないか、気にしている。福岡在住時は最寄駅から自宅まで、ひと気のない住宅街を15分くらい歩くところに住んでいた。終電の終わった時間になったら、ひと気のある駅までの太い道は自転車なり電車なりで帰っても、そこから自宅まではいかないようにしていた。

駅前のポパイが、天神や中州のほうにはない5時間980円のプランを出してたので、それをよく利用していた。終電のない時間帯から5時間経過したら朝になる。ただの宿泊ではなく漫画も読めるからタクシーより良いと思ってた。今思い返すと、徒歩15分くらいならタクシーなら5分くらいだろうし、タクればよかったような気がしてくる。。が、漫画読みたかったし。

私はココアにはうるさいんだけど、ここの飲みほーのココアはなぜかレベル高くて好きだった。

びがっこー

美学校@神保町のソファで朝まで過ごすのも何度もしている。でもなんなのか、あそこはソワソワして落ち着いて眠れない。みんなのクリエイティビティが空間に残ってるのか、、あのソファの表面につきまとっているのか。

飯田橋で働いてた時期は、朝まで美学校で過ごしてそのまま会社行くこともあった。ソファで寝て服がシワシワのまま。。自社の子と飲むのも美学校時代の友人・先生方と飲むのも神保町が多かったから。

今テレワークメインになってると、若く理性のない人でもそんな行動はとらないんだろうなと思うと、そんなんも懐かしくいとおしい思い出。まじめすぎて美術以外に理性的でない行動なんてそうそうないし、色気と無縁で、色っぽい夜あそびの話もないのでね。