2023年 東京 女性が泊まれる安宿滞在記

宿泊にお金かけたくない

旅行するとき私は目的があって、その目的だけ予約とかチケットとるとかしたらあとは行き当たりばったりだ。目的以外はすべておまけ。お金さえあればなんとかなる。

なんとかなるけどケチだからあまりお金はだしたくない。目的地についてから安い宿に電話しまくって空いてる宿に泊まったり、目的地の駅についてからそのへんにある宿てあたりしだいに直接いって空きと料金を聞いて決めたり、ネットカフェに泊まることも多い。私の許容範囲は一泊3000円台までだ。私の年代の女性がそんなところに宿泊してるなんて、誰も想像したくさえないだろう。。でもどうしても宿泊にお金かけたくない。清潔で安全でさえあればカプセルで全然いいから、安く済ませたい。

東京に住む前(ガラケー時代)の旅先は、東京が一番多かった。東京に住んでからは旅行頻度がかなり落ちていたから、旅行するたびに世の中の旅の状況が変化している。今回もまた。

2023年終盤の東京の安宿の状況

今沖縄に住んでいて、先週11月の月末から12月頭の水~日の4泊5日、東京に行ってきた。往復の飛行機だけとって、宿泊は、ピンとくるところがなく迷っていた。

私は、簡素だけどデザインセンスの良いゲストハウスが好みである。そのためならゲストハウスのなかでは少し高めの3000円台までなら出せる。と言う感じだったけど、今回予約しようと調べていたら、ゲストハウスが値上がりしすぎていた。春に福岡にいったときにも思ったけど、一泊8000円をゲストハウスって呼びますか。。?と疑問に思う。

迷っているうちに旅立ち前日になってバタバタと予約することになった。1ヶ月以上前と違って、もうまとめて予約できる宿がなかった(4泊で十万以上出せるならあるが)。兄弟や友人にお願いして泊めてもらおうか、と甘えた考えが頭をよぎりつつ人にお願いするには直前すぎるし、仕方なし、4日間で宿をばらして宿泊することにした。特に土曜の夜があいてない。土日で東京にくる人が多いのかな。

宿ばらしたら想定してたとおり荷物の移動が面倒だったんだけど、でもそのおかげで複数の宿を比較できたのは良かった。思い出とメモがてら、宿を紹介する。

神楽坂のゲストハウス「UNPLAN神楽坂」消費税込:5600円/泊(朝食込)

unplan.jp

場所の便利さ
駅から遠くて不便。。
お風呂
なし。シャワーのみ。タオルはある。シャンプー・コンディショナー・ボディソープ・ドライヤーとかはある。乳液とかもある。私は早朝に使用してほかに人がいなかったから気にならなかったけど、服を脱ぐのはシャワーブースで鍵をかけられるにしても、それ以外はガラス張りの状態で男女混合で身づくろいするのは、避けられるなら避けたいと思った。できることなら女性専用フロアのほうがいい。
自由スペース
3F(記憶があいまい)に、これぞゲストハウスと思える自由スペースあり。キッチンもあり。長期滞在とか、短期でもスーパーまで行く元気があれば、自分でつくってここで食べるのもよさそう。私は初日疲れ切ってて宿についてすぐから朝まで寝てて、出ていく前の朝にちょろっと見に行ったんだけどその時間は誰もいなかった。ベランダにもテーブルあって、気候がよかったらのんびりできそう。
ベッド周り
カプセルホテルって、つるつるした密閉空間みたいなところしかしらなかった。ここは、木でつくられている。(というかカプセルホテルじゃないか、そもそも)布団のほかに隙間があるので荷物を端に寄せておけて、よかった。私は女性フロアは売切れてて男女混在の部屋で、部屋の奥の2Fだった。奥にはコートかけと、ちょっとスペースがあって、スーツケース置き場になってた。
特徴
スタッフ・客ともに外国人が多かった。内装おしゃれ。1Fがカフェなので食事・飲物が充実する。朝食込のプランでエッグベネディクトにして満足してるけど、ベーグルだけのプランにしてる人も多いと思った。あと個人で利用可能なサウナをやってるみたいだから、サウナ好きにはいいかも。私もせっかくなら利用してみたかったけど、疲れ切って早々に寝てしまって朝になってたのと、宿泊者向けの割引とかはなかった。

新宿のネットカフェ「Booth NetCafe&Capsule」消費税込:3700円/泊

www.booth-netcafe.com

場所の便利さ
歌舞伎町の、ドンキのすぐ裏手くらいにある。わかりやすいし、駅からのアクセスも、結構近くまで地下通路でこれるし、便利といえる。
お風呂
なし。シャワーのみ。シャワーが別料金になってるのと、時間制限ある。別に30分以上使わないとは思うけど焦りそう。私はお風呂付のプールに行った日とこちらの滞在がかぶってたので、使わなかった。
自由スペース
ゲストハウス的なスペースはないけど、漫画・受付・ドリンクのある階で、持ち込んだものを飲食するのはOK。漫画の棚の脇の、外を眺められる窓のところに個人スペース?的なのが数席あって、全席埋まってるようなことはないのでちゃんと使える。
ベッド周り
余裕なし。貴重品は、スリッパ入れるとこに鍵かけられるから、そこに入れておけばいいのかなと思う。私は肌身離さないようにしてた。ここだけ連泊したんだけど、その間荷物を置いておけたのありがたかった。そうであってくれ。
特徴
本来がネットカフェだから、漫画や雑誌が読めるのと、PC使える。たまたま滞在中に試験の申込しようとしててスマホだと操作できない箇所があったから、PCでネット使えて印刷もできたの(ふつうに1枚10円)よかった。漫画は種類少な目だけどメジャーなものはある感じ。コーヒーのマシンがレベル高く美味しいカフェラテ飲めたのうれしい。ソフトクリームもあるので朝ごはん代わりになった。推し活のための上京って感じの、女性2-3人グループが多いように感じた。
コインランドリーがないのは滞在日数や季節によっては困ると思う。

大塚のカプセルホテル「カプセル イン 大塚」消費税込:3200円/泊

カプセルイン大塚 | 大塚駅前徒歩30秒のカプセルホテル

 

場所の便利さ
駅から近い!雨の日にぬれずに行けるとかはないけど、十分便利だと思う。
お風呂
なし。シャワーのみ。男性は大浴場あるみたいなので悲しい。シャワーも見た目プールのシャワーくらいな感じでトイレと同じスペースだったり、入りたい感じではないけど、でも入ってみれば湯温もちょうどいいし、背中こすれる洗い用タオルの貸し出しもあって、お風呂メインに力入れてる施設な感じはある。タオルは、バスタオル一枚のほかにフェイスタオルが2枚。タオル余ったの初めて。
自由スペース
3席くらいの仕切られた席と、共有のソファ・テーブルがあり、買ってきたもの食べるとかはそこで。キッチンはないけど、奥のほうに冷蔵庫とレンジもあった。
ベッド周り
カプセルのなかはふとんでいっぱい。でも腰までのコートを掛けられるくらいの個人用ロッカーがあるので、貴重品などはそちらに置けばよさそう。とは言えロッカーまでの往復も面倒なのでちょっとしたものは置いておきたいから、自分の荷物に囲まれながら寝た。部屋の奥のカプセルの2Fだった。2Fに上るのがしんどい感じの階段のつくりだった。
特徴
大塚って生活者の街って感じで、駅近くにスーパーがある。この宿のすぐ近くのまいばすけっとはコンビニ的な感じだけど、駅の反対側の「スーパーシマダヤ」はふつうにスーパーな感じで、私は好きでした。あと館内着があったのうれしい。荷物になるからパジャマ持ってこれなくて、そのまま寝ちゃってもいいような服で旅に出て、そのまま寝るか、下着で寝たりしてたので。女性専用フロアだったのもうれしい。

予約サイト

楽天トラベルにした。楽天に吸収される前の「旅の窓口」時代から使ってて馴染みがあり、だいたい脳死でここを使ってしまう。最近は外資のサイトもあるし使ったこともあるけど、ちょっと前、支払い関係のニュースになってたりで信頼しづらいので、楽天トラベルは他と比べて高いわけでもないし安心感もある。

安さで選ぼうとすると、「男性専用プラン」みたいなのが多く出てきてしまい邪魔だった。女性は選べないプランがあるなら、絞り込み検索の条件で性別も選べたらいいのに。女性も、宿泊は簡素だけどお風呂は大浴場あり、みたいなカプセルホテルがあるといいなと思う。新宿にまさにそういうカプセルがあるんだけど、今回の日程では空いてる日がなかったのと、4泊するには私には少し高い。(新宿から中央線で5分のとこに住んでたのにそこに泊まったことがあり快適で好感あった。泊まるだけでなく冬に午前中と午後と分かれて予定ある日に身体をあたためにいったりと利用してた)

ご利用料金:レディース510 | カプセルホテル新宿 510グループ (通常料金で¥4,700/泊)